第一吉田丸YOSHIDA MARU No.1 Class 25隻 (1918-1919) 閉じる
第一吉田丸
第一吉田丸 Yoshida Maru No.1
淺野造船所が大正時代に建造した8,800重量トン級の標準型貨物船で同所ではB型と称した.設計を担当した小野暢三氏は著書「ふねと私」((財)舟艇協会出版部 昭33)のなかで長崎から神戸まで武洋丸に乗船した時(1918年8月頃)台風に遭いサロン横の自室まで巨浪が打ち付けるような状態でも船は縦横とも動揺が少なく凌波性満点であることを確かめ得たのは愉快であったと記述している.なお香洋丸のみ浦賀船渠で建造された.
No. 船名 総トン数 進水年 建造所 船主
1 第一吉田丸 YOSHIDA MARU No.1 5,431 1918(大7) (株)淺野造船所 山下汽船(株)
2 彌生丸 YAYOI MARU 5,460 1919(大8) 鈴木商店
3 櫨山丸 ROZAN MARU 5,447
4 武洋丸 BUYO MARU 5,409 國際汽船(株)
5 呉羽丸 KUREHA MARU 5,809 1918(大7) 辰馬汽船(株)
6 朝洋丸 CHOYO MARU 5,454 1919(大8) 東洋汽船(株)
7 まるた丸 MALTA MARU 5,438 鈴木商店
8 加洲丸 KASHU MARU 5,460 (株)淺野造船所
9 ぼすとん丸 BOSTON MARU 5,438 鈴木商店
10 甲春丸 KOSHUN MARU 5,460 神戸桟橋(株)
11 ウラル山丸 URALSAN MARU 5,460 山下汽船(株)
12 江りい丸 ERIE MARU 5,467 1920(大9) 國際汽船(株)
13 くらいど丸 CLYDE MARU 5,467
14 はあぶる丸 HAVRE MARU 5,467
15 みらん丸 MILAN MARU 5,467
16 美洋丸 BIYO MARU 5,480 東洋汽船(株)
17 明洋丸 MEIYO MARU 5,434
18 明元丸 MEIGEN MARU 5,467 大正海運(株)
19 徳洋丸 TOKUYO MARU 5,450 東洋汽船(株)
20 豐洲丸 HOSHU MARU 5,463 (株)淺野造船所
21 麗洋丸 REIYO MARU 5,446 東洋汽船(株)
22 旺洋丸 WOYO MARU 5,671 1921(大10)
23 巴洋丸 HAYO MARU 5,445 1920(大9)
24 壽洋丸 JUYO MARU 5,457 1925(大14)
25 香洋丸 KOYO MARU 5,471 1919(大8) 浦賀船渠(株) 淺野(合)
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