安洋丸 ANYO MARU

安洋丸 ANYO MARU (1913)

安洋丸 Anyo Maru

東洋汽船が南米移民輸送用に新造した南米線では初の本格的な貨客船．船型は覆甲板型でわが国で初めてギヤード･タービンを装備した船として知られる．

船舶番号 16282 信号符字 MGBS→JAYD 鋼製貨客船 9,534総トン 12,515重量トン
起工 1911.9.9(明44) 進水 1913.1.26(大2) 竣工 1913.6.3(大2)
寸法 Lpp 140.21(460'-0") B 18.29(60'-0") D 9.91(32'-6") m
主機 T 三菱Parsons S. G. 7,425SHP 2基速力 14/15.5kt
建造三菱合資会社三菱造船所(長崎) Sno.229
船主東洋汽船株式会社(東京)
船名安洋丸 ANYO MARU
備考船客 1等40 2等50 3等546

1913.6	(大2)	南米西岸線に就航
1926.3.19	(大15)	合併に伴い日本郵船(株)(東京)に移籍
1943.2.1	(昭18)	南洋海運(株)(東京)の事業施設拡充伴い現物出資
1945.1.8	(昭20)	台湾西岸(24.34N,120.37E)で米潜BARB(SS-220)の雷撃により沈没

V.1.2.4