さかき丸 SAKAKI MARU (1913) 閉じる
さかき丸
さかき丸 Sakaki Maru
さくら丸とうめが香丸の実績をもとに大正期に川崎造船所で建造された義勇艦の第3艦.主機には三菱長崎造船所建造の2隻が採用したパーソンスタービンに対して川崎造船所製作のフォアリバー・カーチス直結タービン(6,100HP)を2基搭載した.第1次世界大戦中に通報艦として従事.平時は南満洲鐵道の大連/上海航路に就航した.
船舶番号 16319→關206 信号符字 MHLG→QBSV 鋼製義勇艦 3,875総トン 1,454重量トン
進水 1913.3.3(大2) 竣工 1913.8.3(大2)
寸法 Lpp 109.12(358'-0") B 14.02(46'-0") D 7.92(26'-0") m
主機 T Brown Curtis 12,248SHP 2基 速力 19.126kt
建造 株式会社川崎造船所(神戸) Sno.360
船主 帝國海事協會(東京)
船名 さかき丸 SAKAKI MARU
備考 南満州鐵道の大連/上海航路に就航
1913.8.14(大2)南滿洲鐵道(株)(大連)の用船で大連上海航路に就航
1922(大11)義勇財団海防義会(東京)に移籍
1923(大12)南滿洲鐵道(大連)に売却
1929.7(昭4)大連汽船(株)(大連)に売却
1933.5(昭8)第1次船舶改善助成施設の見合解体船として宮地民之助に売却.大阪で解体
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