バンコク航路 - 大正期 戻る

バンコク航路 山下汽船(合) 大7.9(1918)開設−大13(1924)廃止
大正7年(1918)の米騒動に対処するため政府は外米の大量緊急輸入を図り,このためタイ米を中心に荷動きが急増した.シンガポール方面に進出していた山下汽船はこれに対処するため同年9月航路を開設,既に浦賀船渠に発注済の中型船の建造計画を急遽取りやめ1,800重量トン級浅喫水船に設計を変更し,第一南洋丸型3隻を急ぎ建造して配船した.
1918.9(大7)[船]第一南洋丸,第二南洋丸,第三南洋丸,袖ヶ浦丸,(以下用船)博心丸,久満加多丸,斉安丸,以心丸,東都丸
1924(大13)南洋米の荷動きが減少したためこの時期に事実上廃止
袖ヶ浦丸 Sodegaura Maru
袖ヶ浦丸 Sodegaura Maru (1895)
Copyright (C) Since 1998 Fumio Nagasawa All Rights Reserved. LU 202001 V.1.1.3