調査・取締 - 幕末・維新-明治前期-明治後期-大正期-昭和初期-太平洋戦争-戦後占領期-海運再建期-海運集約期-平成・令和期 戻る

運輸省海上保安庁

海上保安庁 創設期 昭23.5.1(1948)発足-海運再建期-海運集約期-平成・令和期
海上保安庁の船舶の番号及び標識に関する告示(広報の号数はアラビア数字に変換).
1947.4.22(昭22)[不法入国監視本部]駆潜特務艇28隻,掃海特務艇10隻を不法入国船舶取締等のため使用許可を取得
1947.8.20(昭22)横須賀,佐世保,舞鶴で駆潜特務艇28隻の引渡し及び主要基地へ配置
1948.5.1(昭23)[発足時]巡視船 29(木造駆潜特務艇28+敷設特務艇1) 港務用船 108(各種船艇)

わかさぎ Wakasagi (1942)
1948.8.20(昭23)運輸省告示第230号[船舶の種別]1.巡視船 2.掃海船 3.港務用船 4.燈台補給船 5.測量船 6.雑船
1949.3.31(昭24)[年度内追加]巡視船7 港務用船38[年度内解役]巡視船1 港務用船23
1949.10.20(昭24)海上保安庁告示第36号[船舶の番号及び識別]変更有 1.巡視船 2.救難えい船 3.港内艇 4.測量船 5.燈台業務用船 6.掃海船 7. 雑船
1950.7.1(昭25)海上保安庁の船舶の番号及び標識に関する告示の一部改正(標識変更)
1954.5.1(昭29)[船舶の番号及び識別]変更有

No. 船名 総トン数 進水年 建造所 備考
1 かささぎ Kasasagi PB01 83 1944(昭19) (株)山西造船鉄工所 第175号駆潜特務艇 - 48,かささぎ - 59
2 わかさぎ Wakasagi PB02 80 1942(昭17) 第198号駆潜特務艇 - 48,わかさぎ - 63
3 まなづる Manazuru PB03 90 1944(昭19) (株)強力造船所 第245号駆潜特務艇 - 48,まなづる - 62
4 やまどり Yamadori PB04 80 (株)四國船渠工業所 第187号駆潜特務艇 - 48,やまどり - 58
5 おしどり Oshidori PB05 83 (株)西井造船所 第227号駆潜特務艇 - 48,おしどり - 56
6 うぐいす Uguisu PB06 77 福岡造船鐵工 第154号駆潜特務艇 - 48,うぐいす - 60
7 つぐみ Tsugumi PB07 83 (株)三保造船所 第217号駆潜特務艇 - 48,つぐみ - 54
8 せきれい Sekirei PB08 77 1943(昭18) 佐賀造船所 第80号駆潜特務艇 - 48,せきれい - 54
9 おおたか Ootaka PB09 83 1944(昭19) (株)西井造船所 第232号駆潜特務艇 - 48,おおたか - 51
10 かり Kari PB10 83 1943(昭18) (株)自念造船鐵工所 第239号駆潜特務艇 - 48,かり - 54
11 やませみ Yamasemi PB11 83 1942(昭17) 第169号駆潜特務艇 - 48,やませみ - 54
12 べにづる Benizuru PB12 83 1944(昭19) (株)三保造船所 第183号駆潜特務艇 - 48,べにづる - 54
13 はつかり Hatsukari PB13 83 市川造船所 第186号駆潜特務艇 - 48,はつかり - 59
14 しらさぎ Shirasagi PB14 83 (株)山西造船鉄工所 第219号駆潜特務艇 - 48,しらさぎ - 51
15 こまどり Komadori PB15 77 村上造船所 第236号駆潜特務艇 - 48,こまどり - 54
16 ひばり Hibari PB16 80 船矢造船鐵工所 第181号駆潜特務艇 - 48,ひばり - 54
17 はと Hato PB17 80 (有)福島造船鉄工所 第166号駆潜特務艇 - 48,はと - 54
18 ちどり Chidori PB18 81 1943(昭18) 市川造船所 第1号駆潜特務艇 - 48,ちどり - 60
19 はやぶさ Hayabusa PB19 89 1944(昭19) (株)山西造船鉄工所 第185号駆潜特務艇 - 48,はやぶさ - 56
20 きじ Kiji PB20 83 1942(昭17) 第4号駆潜特務艇 - 48,きじ - 51
21 かわせみ Kawasemi PB21 73 1943(昭18) (株)三保造船所 第57号駆潜特務艇 - 48,かわせみ - 56
22 ひよどり Hiyodori PB22 73 1944(昭19) 船矢造船鐵工所 第203号駆潜特務艇 - 48,ひよどり - 51
23 つばめ Tsubame PB23 87 1943(昭18) 小柳造船所 第27号駆潜特務艇 - 48,つばめ - 51
24 こたか Kotaka PB24 79 1944(昭19) (株)強力造船所 第161号駆潜特務艇 - 48,こたか - 54
25 わかたか Wakataka PB25 87 (株)山西造船鉄工所 第196号駆潜特務艇 - 48,わかたか - 51
26 しぎ Shigi PB26 84 第155号駆潜特務艇 - 48,しぎ - 56
27 かもめ Kamome PB27 87 1943(昭18) (株)三保造船所 第68号駆潜特務艇 - 48,かもめ - 62
28 おおとり Ootori PB28 84 (株)四國船渠工業所 第78号駆潜特務艇 - 48,おおとり - 51
29 加徳 Katoku PS29 405 1916(大5) 舞鶴工廠 加徳 - 53,つるみ - 70

海上保安庁 小樽海上保安本部 戦後占領期-海運再建期-海運集約期-平成・令和期
海上保安庁公報(昭23.12.1)による所属船舶.以下同じ.
1948.11.15(昭23)[船][巡視船]こまどり(PB15)[港務用船]さくら丸(H01),鷗丸(H02),雄昌丸(H03),安別丸(H04),草薙丸(H05),北海丸(H06),霞丸(H07),春風丸(H08),第三春日丸(H09),あけぼの丸(H10),海運丸(H11),交通艇(H14)[雑船]大黒丸(NO03)
1948.11.15(昭23)[船][燈台補給船]おたる(LT41),るもへ(LT42),はこだて(LT43),むろらん(LT44),あつけし(LT45),あばしり(LT46),ねむろ(LT47)
1948.11.15(昭23)函館海上保安部[船][巡視船]おおとり(PB28)
海上保安庁 塩釜海上保安本部 戦後占領期-海運再建期-海運集約期-平成・令和期
所属船舶.
1948.11.15(昭23)[船][巡視船]かもめ(PB27)[港務用船]波島(H12),青海丸(H13)[雑船]SH1(NO04),SH2(NO05),SH3(NO06)
1948.11.15(昭23)[船][燈台補給船]ふなかわ(LT48),みさき(LT49),あをもり(LT50)
1948.11.15(昭23)船川海上保安部[船][巡視船]はやぶさ(PB19)
海上保安庁 横浜海上保安本部 戦後占領期-海運再建期-海運集約期-平成・令和期
所属船舶.
1948.11.15(昭23)[船][巡視船]しぎ(PB26)[港務用船]海光(H15),海王(H16),海神(H17),さくら(H18),やなぎ(H19),つつじ(H20),金川丸(H21),大正丸(H22),あけぼの(H23),もみじ(H24),あさひ(H25),寶号(H26),はぎ(H27),まつ(H91),きり(H103),あけぼの(H104)[雑船]港浚号(NO32)
1948.11.15(昭23)[船][燈台補給船]横濱一号(LT03),光丸(LT05),しながわ(LT07)
海上保安庁 新潟海上保安本部 戦後占領期-海運再建期-海運集約期-平成・令和期
所属船舶.
1948.11.15(昭23)[船][巡視船]わかたか(PB25)[港務用船]鐵拐丸(H28),万代丸(H92),加茂丸(H93),呉羽丸(H29)
1948.11.15(昭23)[船][燈台補給船]のと(LT08),にいがた(LT51)
海上保安庁 名古屋海上保安本部 戦後占領期-海運再建期-海運集約期-平成・令和期
所属船舶.
1948.11.15(昭23)[船][巡視船]こたか(PB24)[港務用船]名隆丸(H30),八剣丸(H31),ひばり(H32),高津丸(H33),四海丸(H34),三保丸(H90),寶安丸(H94)[雑船]NK1(NO07),NK2(NO10),NK3(NO11),NK4(NO12)
海上保安庁 舞鶴海上保安本部 戦後占領期-海運再建期-海運集約期-平成・令和期
所属船舶.
1948.11.15(昭23)[船][巡視船]かわせみ(PB21),ひよどり(PB22)[港務用船]千鳥丸(H35),かもめ丸(H36),[雑船]松丸(NO22),竹丸(NO23)
1948.11.15(昭23)[船][燈台補給船]つるが(LT40)
海上保安庁 神戸海上保安本部 戦後占領期-海運再建期-海運集約期-平成・令和期
所属船舶.
1948.11.15(昭23)[船][巡視船]きじ(PB20)[港務用船]神龍丸(H37),梅丸(H38),菊丸(H39),於がたま丸(H40),たちばな丸(H41),港榮丸(H42),櫻丸(H43),藤号(H44),第一海關丸(H45),第五海關丸(H46),神海丸(H47),あかつき(H48),はやぶさ(H49),たつ丸(H50),つる丸(H51),みそぎ丸(H52),富士丸(H53),はと丸(H95),攝津丸(H96),第二豊丸(H97),はやなみ丸(H98)[雑船]ありあけ(NO24),六甲(NO25),あけぼの(NO33),第一潮風(NO34),第二潮風(NO35),なにわ(NO36),まや(NO37)
1948.11.15(昭23)大阪掃海補給部[船][掃海船]曳船公称番号第691号(MS37)
1948.11.15(昭23)[船][燈台補給船]のせ(LT09),おおさか(LT52)
1948.11.15(昭23)高知海上保安部[船][巡視船]ちどり(PB18)
1948.11.15(昭23)大阪海上保安部[船][巡視船]つばめ(PB23)
海上保安庁 広島海上保安本部 戦後占領期-海運再建期-海運集約期-平成・令和期
所属船舶.
1948.11.15(昭23)[船][巡視船]加徳(PB29)[港務用船]さざなみ(H54),境海丸(H99),糸海丸(H100),浪切丸(H101),すみれ(H102)
1948.11.15(昭23)呉掃海部[船][掃海船]駆特第171号(MS01),駆特第221号(MS02),駆特第222号(MS03),駆特第241号(MS04),駆特第246号(MS05),駆特第249号(MS06),駆特第72号(MS07),駆特第88号(MS10),駆特第93号(MS12),駆特第99号(MS13),駆特第202号(MS14),駆特第215号(MS16),哨特第31号(MS18),哨特第84号(MS19),哨特第134号(MS20),哨特第135号(MS21),哨特第139号(MS24),哨特第175号(MS28),榮昌丸(MS31),桑栄丸(MS32),蓬莱丸(MS33),長門丸(MS34),重油船公称番号第3223号(MS47)

榮昌丸 Eisho Maru (1944)
1948.11.15(昭23)徳山支部[船][掃海船]曳船公称番号第1030号(MS38),曳船公称番号第1112号(MS39),曳船公称番号第5698号(MS40),通船公称番号第6187号(MS49),汽艇公称番号第1104号(MS50),運貨船公称番号第3431号(MS51)
1948.11.15(昭23)[船][燈台補給船]あきしろいし(LT10),まじま(LT11),ひかり(LT12),なかと(LT13),くだこ(LT14),なべしま(LT15),なべしま一号(LT16),早瀬丸(LT17),はやて(LT18),ひやくかんじま(LT19)
1948.11.15(昭23)境海上保安部[船][巡視船]ひばり(PB16)
1948.11.15(昭23)浜田海上保安部[船][巡視船]はと(PB17)
海上保安庁 門司海上保安本部 戦後占領期-海運再建期-海運集約期-平成・令和期
所属船舶.
1948.11.15(昭23)[船][巡視船]かささぎ(PB01),わかさぎ(PB02),まなづる(PB03),おおたか(PB09),かり(PB10)[港務用船]海龍(H55),海鳳(H56),富士(H57),神峡丸(H58),ちから丸(H59),神風丸(H60),安達丸(H61),満珠丸(H62),迅救丸(H63),關海丸(H64),櫻号(H65),海鷲(H66),小鳩(H67),うべ丸(H68),早鞆丸(H69),きぶね丸(H70),門海丸(H71),べにし丸(H72),亀山丸(H73),大東丸(H74),はやぶさ丸(H75),女神丸(H76),朝凪(H77),夕凪(H79),雄神(H80),神島丸(H81),神崎丸(H82),男神丸(H83),きゆうかい(H84),かもめ(H85),楓号(H86),椿号(H87),海鷲(H88),陰の尾(H89)[雑船]通船第26号(NO26),通船第27号(NO27),通船第28号(NO28),通船第29号(NO29),通船第30号(NO30)
1948.11.15(昭23)下関掃海部[船][掃海船]駆特第79号(MS08),駆特第86号(MS09),駆特第90号(MS11),駆特第214号(MS15),駆特第231号(MS17),哨特第136号(MS22),哨特第138号(MS23),哨特第152号(MS25),哨特第153号(MS26),哨特第154号(MS27),哨特第179号(MS29),哨特第191号(MS30),第二鮮友丸(MS35),い号庄田丸(MS36),曳船公称番号第668号(MS41),曳船公称番号第1274号(MS42),大発公称番号第1532号(MS43),大発公称番号第1539号(MS44),大発公称番号第304号(MS45),重油船公称番号第3033号(MS46),水船公称番号第3559号(MS48),通船YG55(MS52),通船YG56(MS53)
1948.11.15(昭23)[船][燈台補給船]二見丸(LT20),伏瀬丸(LT21),下關一号(LT22),下關二号(LT23),下關三号(LT24),下關四号(LT25),下關五号(LT26),下關六号(LT27),下關七号(LT28),下關八号(LT29),とばせ(LT30),かもめ(LT31),立島丸(LT32),白瀬丸(LT33),とじま(LT34),灯台丸(LT35),五通丸(LT36),さたみさき(LT37),わかまつ(LT38),わかみや(LT39)
1948.11.15(昭23)福岡海上保安部[船][巡視船]やまどり(PB04),おしどり(PB05)
1948.11.15(昭23)長崎海上保安部[船][巡視船]うぐいす(PB06)
1948.11.15(昭23)佐世保海上保安部[船][巡視船]つぐみ(PB07),せきれい(PB08)
1948.11.15(昭23)鹿児島海上保安部[船][巡視船]やませみ(PB11),べにづる(PB12),はつかり(PB13)
1948.11.15(昭23)大分海上保安部[船][巡視船]しらさぎ(PB14)
海上保安庁 燈台局 戦後占領期-海運再建期-海運集約期-平成・令和期
所属船舶.
1948.11.15(昭23)[船][燈台補給船]第十八日正丸(LT01),日正一号(LT02),横濱二号(LT04),横濱三号(LT06)

第十八日正丸 Nissho Maru No.18 (1942)
海上保安庁 水路局 戦後占領期-海運再建期-海運集約期-平成・令和期
所属船舶.
1948.11.15(昭23)[船][測量船]第四海洋(HG01),第五海洋(HG02),第一天海(HG03),平洋丸(HG04),測量船公称番号第3867号(HG05),測量船公称番号第3870号(HG07),測量船公称番号第49817号(HG12),測量船公称番号第15号(HG23)
1948.11.15(昭23)函館水路観測所[船][測量船]測量船公称番号第3869号(HG06),測量船公称番号第4281号(HG08),測量船公称番号第4282号(HG09)
1948.11.15(昭23)重須水路観測所[船][測量船]測量船公称番号第4979号(HG11),測量船公称番号第4989号(HG15),測量船公称番号第16号(HG24)
1948.11.15(昭23)伏木水路観測所[船][測量船]測量船公称番号第4976号(HG10),測量船公称番号第4985号(HG13),測量船公称番号第5672号(HG17)
1948.11.15(昭23)笠岡水路観測所[船][測量船]測量船公称番号第4988号(HG14),測量船公称番号第4990号(HG16),測量船公称番号第5673号(HG18)
参考:
創設期の駆潜特務艇の番号は正式には漢数字であるが本稿ではアラビア数字に変換して記述した.
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