豪州航路 - 海運再建期 戻る

JAL3社の同盟加入
大正14年に川崎汽船,國際汽船,山下汽船の3社により結成されたJAL(Japan Australia Line)は豪州航路同盟の正式会員であったが戦後の同盟加盟は昭和25年から山下汽船が単独で配船許可を申請したが認められず昭和27年に日本郵船と大阪商船が加盟した際に川崎汽船と共にJALとして加盟申請したが船舶過剰を理由にこれも認められなかった.山下汽船は当時欧州航路において盟外配船で抗争中の三井船舶をJALに加え,日本羊毛紡績会を中心とした荷主の支援も受けてようやく昭和29年1月に同盟加入が承認された.
邦船3社以外の同盟メンバーは以下の通り.
・Australia China Line,Australia West Pacific Line,Australia Oriental Line,Eastern and Australia Line(同盟議長)
東南豪州航路 日本郵船(株) 明治後期大正期昭和初期昭27.8.22(1952)再開海運再建期海運集約期
昭和32年(1957)に開催された同盟総会で日本船3社(日本郵船,大阪商船,JAL)はそれぞれ年間12航海の配船権と16%の羊毛積取率を獲得した.
1953.1(昭28)香港,比島寄港が承認される
1954.3(昭29)羊毛積取率14%に改善[港]往航:横浜/名古屋/神戸/大阪/門司(臨時)/香港(臨時)/タラカン(臨時)/フリーマントル(臨時)/シドニー/メルボルン/アデレード(臨時) 復航:シドニー/ブリスベーン/タウンズビル(臨時)/クイーンズタウン(臨時) 大麦出荷期(12月-6月)は南豪州ジーロング,ポートリンカーン寄港[航]年9回[船]銀陽丸(用),第三満鐵丸(用),栄福丸(用)[荷]往航:硫黄,鉄鋼製品,セメント,雑貨 復航:羊毛,大麦,砂糖,ニッケル鉱

銀陽丸 Ginyo Maru (1936)
1956(昭31)[港]往航:横浜/名古屋/神戸/大阪/門司(臨時)/香港(臨時)/タラカン(臨時)/フリーマントル(臨時)/シドニー/メルボルン/アデレード(臨時) 復航:シドニー/ブリスベーン/タウンスビル(臨時)/クイーンスタウン(臨時)[船]銀陽丸(用),第三満鐵丸(用),栄福丸(用)[荷]往航:硫黄,鉄鋼製品,セメント,雑貨 復航:羊毛,大麦,砂糖,ニッケル鉱
1958(昭33)[船]赤城丸型(A型)

會津丸 Aizu Maru (1953) 1965.9 T.Mizushima
豪州線 大阪商船(株) 大正期昭和初期昭27.7(1952)再開海運再建期海運集約期
昭和32年(1957)1月新造船めるぼるん丸が就航,7月からは第十一東西丸ほか用船1隻で年12航海の配船を実施.昭和33年(1958)4月より次第に豪州直航に切り替えた.
1954.3(昭29)羊毛積取率14%に改善[船]大阪丸,しどにい丸,第十一東西丸(用)

第十一東西丸 Tozai Maru No.11 (1954)
1957.1(昭32)[港]往航が横浜/名古屋/大阪/神戸/シドニー/メルボルン/アデレード復航がメルボルン/シドニー/ブリスベーン[船]めるぼるん丸,第十一東西丸(用),用船1隻

めるぼるん丸 Melbourne Maru (1956)
1959(昭34)[航]年15回[船]すえず丸,らぷらた丸,ふいりぴん丸,ろんどん丸
日本/豪州航路 JAL 大正期昭16.7(1941)休止昭29.1(1954)同盟加入海運集約期(川崎汽船,山下汽船)
川崎汽船,三井船舶,山下汽船3社によるJAL(Japan Australia Line)として共同配船を行い同盟加入が認められ羊毛積取比率は14%,年9航海であった.
1954.1(昭29)同盟加入
1954.1(昭29)就航第1船山春丸(山下汽船)配船[船]山春丸,和陽丸(三井船舶用船),雪川丸(川崎汽船)

山春丸 Yamaharu Maru (1954)

和陽丸 Wayo Maru (1945) 三島型に改造後の姿

雪川丸 Yukikawa Maru (1941)
1954.4.13(昭29)雪川丸神戸出航[港]神戸/門司/タラカン(補油)/メルボルン/シドニー/ブリスベーン/日本:以上西回り[船]雪川丸[往荷]雑貨
1955.9(昭30)航路を東回りに変更して豪州直航とした[港]横浜/名古屋/大阪/神戸/門司/ブリスベーン/シドニー/メルボルン/ブリスベーン/日本:以上東回り[復荷]羊毛
日本/西豪州航路 飯野海運(株) 昭32.9(1957)開設昭39.4(1964)川崎汽船が継承
昭和37年(1962)8月にA線(日本/台湾/シンガポール/サラワク/西豪州)とB線(日本/香港/バンコク/サラワク/西豪州)に分離.
1957.9(昭32)[港]日本/マニラ/コタキナバル/サンダカン/バリクパパン/フリーマントル/マレーシア/日本[船]郁島丸(用)

郁島丸 Ikushima Maru (1957)
ニュージーランド航路 日東商船(株) 昭27.9.22(1952)開設海運集約期
豪州およびニュージーランド向けに日商(株),岩井産業(株)が硫黄約1万トンを輸送した際に雄峰丸を提供したのを嚆矢として開設.
1952.9.22(昭27)定期航路として開設[港]オークランド[船]長和丸

長和丸 Chowa Maru (1949)
1952.9(昭27)[港]横浜/ジーロング/ポートリンカーン/アデレード[船]雄峰丸

雄峰丸 Yuho Maru (1927)
1954.4(昭29)〜1955.3(昭30)までに7航海配船[船]明和丸,長和丸
1961.11(昭36)天和丸に冷凍設備工事実施[船]天和丸
1962.4(昭37)弘和丸に冷凍設備工事実施[船]弘和丸
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